ガラスで楽しむ
2009/06/24 12:00:00

トクサと言うと和をイメ-ジしますがガラスにもよく合いますね。
ボクが設計した住宅は「和風」若しくは「和洋折衷」ですね。とよく言われます。
本人は全くその意識はございません。 和とも洋とも考慮した事ないのです。
もし、それを的確に言うとすれば「木造」です。 何故木造にするかと問われると
日本だから。としか答えようがありません。 日本の住宅史を思い起こせば誰でも
納得出来るでしょう。少し話は変わりますが褒め言葉に「想像を超えた斬新さ」
とありますがボクが設計するものにはございません。せいぜいトクサをガラスで
楽しむ程度。 もしあえてその言葉を使うなら「常識の中での斬新さ」。
生活の営みは常識です。窓を開け通風が必要です。雨で汚れれば掃除も必要です。
洗濯を干したりゴミを出したり・・・生活行為の常識を削っての設計は御法度。
ある意味限られた範囲内での斬新さには大きな存在価値を覚えます。
先ず和風や洋風と言うククリではなく常識の把握に努めます。
そして和や洋と言った形はそこから創り出した結果論なのです。
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