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住まい創りとは
◇住まい、家とは何か?◇
☆「家」ってなんでしょう??
建物はそれが使われる目的で名前がかわります。
たとえば、
バスが入り、それに人が乗車する、たてもの=バス停留所
生徒が学ぶ、たてもの=学校
裁判が行われる、たてもの=裁判所 etc・・・
家は寝るところ!って言ってる方 多いのではないでしょうか?
それはホテルや旅館です。
では、ご飯を食べるところでしょうか? いえそれはレストランや食堂です。
じゃあ、「家」ってなんだろう??
それは単純に
「家族」が幸せに暮らす建物 です。
住まい創り とは、「家族」が幸せに暮らす建物を
愛情 込めて創造する行為です。
◇小さな家◇
決して○坪と言った数値を言ってる訳ではありません。
大きくしない! その理由は何なんでしょう? それには3つあります。
1つは
コストのため。安価がイイに決まってる。
1つは
環境のため。資源の無駄使いにならないように。
そして 家族のため。
大きい方が自由に動き廻れると思われるかもしれません。
「家」とは
「家族」が幸せに暮らす建物。
単に、家族がバラバラにならない為に、
小さくあるべきなんです。
家族とは、あくまでも個人と個人の集合体です。
化学で言えば原子と原子の結合による分子です。
分子間のひきつける力は、その距離が、近ければ近いほど
強くなります。
◇デジタル化時代◇
その昔 カラーテレビ 洗濯機 冷蔵庫 が
三種の神器だった頃から比べると どれだけデジタル端末機が増えたことでしょう。
では、電話を1つに例えましょう。
皆さんのご家庭では電話は何台ありますか?そう、ケータイ電話です。
その昔玄関に黒電話が1台あったころ・・・
1階から母親が「○○クンから電話よ~っ」と 大声で呼んでくれていました。
たとえ、母親と大ケンカしていようとも 顔を合わさなければいけない、
いやでも個人から
家族にならざるを得ない時代でした。
要するに自然に
強い結合力が生まれる時代だったのです。
が、現代ではどうでしょう?
当然のごとく個人が電話をもつ時代で、1階から大声で呼ぶ母親の姿は、もはや存在しません。
あの時代から見ると結合力は、ゼロです。電話(たかが電話です)1つとっても、この状況です。
じゃぁ ケータイ電話を持たなければイイ? いえ。
これも時代で 防犯上の面からみても、どうしても必要です。塾帰りの子どもには電話をさせ必ず迎えに行きます。親の務めです。
わずかな距離でも恐ろしい事件が数多くおこってます。
「不信人物出現」ってなんど聞いたことでしょう。ほんとに恐ろしい時代です。
電話を例えにしましたが、この様な場面が家の、いたるところで表れてきます。
家族の関係を密接にするためにも小さくあるべきです。
◇個室とは、子供部屋とは◇
個室とは、家族として顔を合わす必要のない室。
具体的には極端ですがWCのみです。
しかし実際のところ洗面・浴室に主寝室です。
この3室が個室です。
子ども部屋は個室として必要ありません
少なくとも社会人になり、そこが寝室と変わるまでは。
その時は同居人が1人増えた!!って感じでしょう。
ヨーロッパでは、子どもは人間でなく動物だと考えられてるそうです。
ですから、親の第一の義務は人間レベルまで引き上げることだと・・・・
なにをやってるか分からない様、最初から壁で囲う必要はありません。
コーナーさえあれば充分と思いませんか?
何故、子ども部屋として必要とされるのでしょう??
答えは「勉強するため」
東大をトップとする明治以来の学歴制度社会があり、それに勝ち残るために必要と錯覚しているのでしょう。
それには机と本棚があればいいのです。
静かな環境を気にされるでしょうが
少々窮屈がある事は当然なのです!
それは
家族は社会の最小単位だからです。