睡蓮
2016/06/16 18:43:16
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二週間前のブログに書きました。
東広島のお寺の屋根:こけら葺改修工事の見学に行って来ました。
内部での撮影は部分的に可 ですが公にしてはならない
との事で現場の画像はUP出来ませんが。。
(よって庭の睡蓮の写真)
これでもか?
ってほど山道を車で登りやっと辿り着きました。
門徒さん達はここまで登ってきているのか?
っと要らぬ心配をしたりします。
話が逸れました。
今改修は30年振りとの事
サワラ板を竹釘で幾重にも打ち付け雨から守る。
日本の伝統工法。
この仕事が出来る会社は日本で約10社。
国の文化財ですから出来る会社も限られます。
この度は兵庫県の会社が落札したらしいですが
30年前もこの会社が請け負ったとの事。
以前の資料が残っておりスムーズに進みそうですね
30年振りと言う事は・・・
30年に一度この工事が必要と読み替えられます。
文化財ですから地域を挙げて国を挙げて保守して欲しい。
しなくてはならない。 公共工事と位置付けてもいいですね。
ですから費用もボク達の税金が充てられて当然!
この様な所にどんどん注いで欲しい。
このお寺の様に公共工事であれば30年に一度約80坪改修に1億円超の費用は
何の問題もないでしょう・・・
が、文化財でないお寺は??と考えたりします。
1箇寺あたりの門徒さんの数は年々減っていると聞きます。
現在300年前に建てられた鐘楼の改修工事に関わっておりますが
この手の問題は避けては通れません。
なんだか純粋に建築を観に行ってない感がありますが
そんな事ないです!!
足場上での見学中は興奮しっぱなしです。
生きた教材を目の当たりにして刺激一杯
後世に恥ずかしくない仕事をしなくてはいけないな
改めて感じた貴重な時間でした。
あ、
次の都知事選に50億円必要らしいですね。
良く考えると・・まともな知事が選ばれておけば
50x30年=1500年先までこのお寺は安泰だった
ことになりマスゾエ~^^